初心者のための留学&ワーホリ講座1
●海外で生活してみたい!
●英語が話せるようになりたい!
...でもどうすればいい?
・留学やワーホリに興味があるけど、費用やプランの違いがよくわからない
・周りに経験した人がいないので不安
・ネット情報はどれが本当のことなのかよくわからない
そんなご相談をよくいただきます。
私も初めてオーストラリアに渡航した時は、
・何からはじめたらいいかわからない
・何となく漠然とした不安がある
・エージェント選びに悩んで計画が進まない
こんな状態でした。
体験談やブログ、動画で様々な海外生活の情報を見るけど、具体的にどのように手続きをしていったらいいのか...
そんな疑問を抱えている方に、まずはどんなプランがあるのかを知ってほしいと思います。
╲留学とワーホリの違いは?/
3ヶ月以上の海外渡航でよく目にするプランは、「留学」と「ワーキングホリデー」ではないでしょうか。
カウンセリングをしていると、「ワーキングホリデービザ」と「留学(学生ビザ)」の違いがよくわからないというご相談をお受けします。できるだけ費用は押さえたいけれど、英語が話せるようになりたい、そんなご要望もあります。
2つのビザの大きな違いは
「学校に通える期間」
です。
下記に詳しくご案内していきたいと思います。
1.ワーホリ(ワーキングホリデービザ)
18歳~30歳までが参加できる限定の制度。遊ぶ、学ぶ、働く、旅するなど、1年間オーストラリアで自由に暮らせるビザです。
学校期間は最大4ヶ月、アルバイトは同一雇用主の下で最大6ヵ月の制限があります。
1年間滞在する必要はなく、途中で帰国することも可能で、過疎地での農業や漁業などに従事すると最大3年間滞在することができます。
2.留学(学生ビザ)
年齢制限はなく、期間は3ヵ月~最長5年まで様々です。語学留学の人気の期間は半年~1年。
初級者が日常会話ができるようになるには9ヶ月~1年間の学校期間が必要となりますので、英語が話せるようになりたい人は1年前後の「語学留学」がおすすめです。
英語の勉強のほかに、ワーキングホリデービザと同じように旅、ボランティア、インターンシップなどにも挑戦できます。学生ビザ保持者もアルバイトができることがオーストラリアの最大の特徴で、アルバイト代で生活費が賄えることから、他の国と比べてリーズナブルに留学が実現できます。
専門留学は2年前後のディプロマコースまで進むプランが人気。保育士、ホスピタリティ、ツーリズム、ビューティ、マッサージ、調理師、キャビンアテンダント、ビジネス、IT、マーケティングなど様々なコースがあります。
\どちらのビザを選ぶべき?/
まずは目的に合わせてビザを選びます。
〇「休暇」がメインで、遊ぶ、学ぶ、働くなど「海外生活体験」をしてみたい!
という人にはワーホリビザがおすすめ。
〇「英語力アップ」が目的で、働く、旅するなど様々な体験もしたい!
という人には学生ビザがおすすめ。
\気になる英語力、どのくらい伸びる?/
語学学校に通って、英語力が1レベルアップするまでにかかる時間は10週間~12週間。
〇ワーホリビザで4ヶ月学校に通った場合、1~1.5レベルアップが見込めます。
〇学生ビザで1年間学校に通った場合、3~4レベルアップが見込めます。
詳しい英語レベルはこちら↓
1.ビギナー(Beginner)
2.初級 (Elementary)
3.準中級(Pre-Intermediate)
→簡単な文章が言え、意思の疎通ができるようになる
4.中級(Intermediate)
→簡単な表現はできるが、まだまだネイティブとの会話に自信を持つことができないレベル
5.中級(上)(Upper-Intermediate)
→・ベーシックな日常会話ができるようになる
英語環境のアルバイトが得られるレベル
6.準上級(Pre-Advanced)
→英語での生活に大きな問題はないレベル
7.上級(Advanced)
→ネイティブと話しをするのに自信が持てるレベル
*日本人のスタート時のレベル(平均)はElementaryからPre-Intermediateレベルです。
上級レベルの留学生↓↓↓(このくらいの会話力をつけるには初級スタートの場合は1年、中級以上のスタートの場合は半年前後の語学学校での学習が必要です)
\気になる費用は?/
航空券やビザ申請代金、保険や学校費用、生活費などを具体的に計算してみました。
〇ワーホリの場合は、トータルで1年間で130~180万円前後が目安。
学校期間やどんな過ごし方をするのかによってそれぞれ変わってきます。
(語学学校卒業後は。アルバイトやファームで貯金ができる人も多い。)
〇留学の場合は、半年で180万円~、9ヶ月で200~250万円前後、1年で230万円~300万円が目安となります。
*この金額は航空券、保険、ビザ申請費、アルバイトを始めるまで(入国3ヶ月前後)の生活費なども込みの金額(目安)です。
学生ビザ保持者はアルバイトができるので、生活費はアルバイト代で補充しているという方が多いです。
ワーホリ、留学プラン共にアルバイトを全くしない場合は生活費が月々15万円~20万円かかりますので、上記にプラスして計算に入れておきましょう。
(英語環境のお仕事は時給25ドル以上!)
【参考ページ】
\モデルプランをご紹介(初級者)/
〇ワーホリプラン(1年)
入国→語学学校(4ヶ月)→アルバイト→旅行→海外生活を満喫!
〇学生ビザ(1年)
入国→語学学校(初級レベル6ヶ月)→ホリデー(旅行)→語学学校(中級~上級レベル6ヶ月)+アルバイト→ホリデー1ヶ月(旅行)→英語力をつけ帰国!
ワーホリビザと学生ビザの大きな違いは「学校に通える期間」です。
・どのくらい英語力を伸ばしたいのか?
・オーストラリアで何をしたいのか?
を考えてプランを練っていくのがおすすめ。
大人の留学の場合、な~んとなく海外で生活しても、残念ながら英語がスラスラ話せるようにはなりません。
ワーホリや留学人口は年々増え、海外にいくことは特別なことではなくなりました。
海外に居ながら日本人同士で、日本語だけで生活することも可能となってしまいました。詳しくはこちら→ワーホリしたのに英語が話せない
英語力をしっかり上げたい人は、ビザ選び、現地での過ごし方を事前にしっかりプランニングしておくことが大切です。
・現在の英語力
・どのくらい英語力を上げたいのか
等がわかれば学習に必要な期間がわかります。
その他にも、
・オーストラリアで何に挑戦したいか
・帰国後のイメージ
・予算
を考えながらベストなプランで出発しましょう。
次のページでは、オーストラリアの語学学校についてご紹介します。
オーストラリアの語学学校は日本の学習方法とは違い、授業で学んだ英語を実際に口に出して使うことにもフォーカスしています。グループワーク、ディスカッション、プレゼンテーションなどを取り入れた、英語が話せるようになるためのバランスの良い学習方法です。
番外編:学校に行っても英語が上達しない?
・エージェント選び
・費用について