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オーストラリアで病気になったら?保険は?

このページでは、15年以上の留学生サポート経験から、留学生が保険を使う頻度やどんな病気で病院にかかるかなどをご紹介したいと思います。

 

海外で家族や友人と離れた環境で病気になってしまうと、思いのほか心細く感じる人も多いかもしれません。

言語や医療制度の違いで、ついつい病院にいくのが億劫になってしまい我慢してしまう、症状が悪化してしまうという人も実は結構います...

「保険加入どうしようかな~」と悩んでいる留学生の皆さんには、万一に備えて海外旅行保険に加入されることを強くお勧めします。

海外留学生保険と種類について

まず、保険の種類についてご案内します。

海外留学生保険は大きくわけて2種類あります。

1.日本の海外留学生保険

2.オーストラリアの医療保険メインの保険

オーストラリアの場合、学生ビザで渡航される方には、2のOSHCと呼ばれる保険への加入が義務付けられています。

ワーキングホリデービザで渡航する場合は、日本の海外留学生保険に加入される方が多く、日本語医療センターでの診察が無料、医療保険以外の盗難、損害賠償などの補償もカバーされるといったメリットがあります。

 

ちなみにワーキングホリデーでも2のオーストラリアの保険に加入することは可能です。但し、医療保険のみの補償となりますので、盗難や損害賠償など日本の保険で保障される内容はありませんので注意が必要です。

学生ビザ保持者が加入するOSHCは、日本語医療センターでの受診は有料となりますので、学生ビザ保持者の方はOSHCと並行して様々な補償がつく日本の保険に加入する方も多くいます。

3ヶ月未満の短期留学の場合、クレジットカード付帯の海外旅行保険を使うということも可能です。但し、短期と言えど、月単位の長い滞在となりますので、保険の加入は補償内容、金額を確認しながら慎重にご検討ください。

オーストラリアのGPとは?

オーストラリアで、病気になったり、怪我をした際にみなさんが通うことになるのがGP(ジーピー)と呼ばれる医療機関です。

 

GP(General Practitioner)は一般医・総合診療医の事で、大きな都市では日本語サポートが受けられるところもあります。

 

日本では目が痛いとなったら眼科、怪我をしたら外科・・・というように症状によって通う病院が違いますが、オーストラリアの場合は、まずはどんな症状でもGPと呼ばれる一般医に行きます。

予約をすると、待ち時間が少なく済みますので予約をお勧めします。(我慢できないほどの症状や緊急を要するときはGPではなく、救急車を呼びましょう(000))

一般診療の場合は、GPで診察を受けた後、その場で処置できる症状であれば、その病院で処置をしてもらい終了。専門医に見てもらう必要があると判断された場合は、専門医に紹介状を書いてもらい予約をとって後日診察に行くことになります。

留学生が病院にお世話になる頻度は?

留学生がどの程度病院に通うことになるかというと、私のサポート経験上、割合としてはかなり高いと思います。

特に長期の留学生に関しては、必ずと言っていいほど病院にお世話になる機会があると思います。特に入国直後は体調を崩しやすいので、入国したばかりの留学生から相談を受けることは多くあります。

日本とオーストラリアの季節が真逆ということもあり、気温の変化に対応できなかったり、長時間のフライトや緊張から体調を崩すことが多いようです。

海外旅行時は、それほど現地で病院に通う人はいないと思いますが、長期生活となると緊張や疲れからか、病院に通う人が多い印象です。

どんな病気で病院にお世話になる?

海外で大きな病気が発覚したというのはごく稀ですが、全くないわけではありません。留学生の中には留学中に手術が必要になり、保険に加入していて本当に良かったという方も...

 

留学中に多くの留学生がお世話になる症状はこちら

 

・風邪

・腹痛

・肌荒れ→女性に多い

・日焼け(日焼け止めを塗らずにやけど・・・)→男性は注意!

・虫刺され(ベッドバグ)

・生理不順

特に注意しなければならないのは入国直後、そして夏場です。夏場はバス、学校、図書館などでエアコンがすごく効いているので、風邪をひく人が多いようです。寒がりな人は夏場でも必ず羽織るものを持っていたほうがいいのではないかと思います。

普段、日本ではほとんど病院に行くことがないから大丈夫、という人でも、海外で病気になってしまうと心細く感じますし、適切な処置をしないことで症状が悪化することもあります。実はこの「悪化してしまう」というケースは意外に多いので、体調が悪い時は、我慢せず早めに医療機関に行かれることをおすすめしています。

それから病気になってしまうと、大変なのが食事です。

シェアハウスでの生活の基本は自炊の方が多いので、寝込んでしまうと食事を作るのもつらい時があると思います。

日本のようにコンビニが近くにない・・・お米がない・・・・なんていうこともありますので、シェアメイトにお願いしたり、テイクアウェイショップでなるべく体に良いものを買って食べましょう。

オーストラリアの大きな都市には日本語医療センターや日本人医師がいる病院があります。

日本のフルカバーの留学生保険に加入していると、診察はもちろんですが、病院までの交通や、通訳サービス、薬が保険でカバーされますので安心です。中には保険証券を見せればキャッシュレスで医療が受けられる所もありますので、非常に便利です。

小さな都市や旅行中に立ち寄った小さな町で病気になった際は、日本語サポートを受けることができません。そんな時は辞書を片手にコミュニケーションをとることになるのではないかと思いますが、オーストラリアは移民や留学生に寛容ですので安心してください。

ちなみに...オーストラリアで1日入院した場合にかかる費用は十万円以上という場合もあります。高額な医療費に備え、医療保険への加入をおすすめします。

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まとめ

・長期海外留学では病院に行く機会が意外にもあるかも?!

・病気になったら無理をせず早めに予約を取って病院に行きましょう

・海外での医療費は高いので保険加入は絶対にしましょう

​この記事を書いたのは

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​オージースタディ代表

Yukie (小久保幸江)

オーストラリア政府認定カウンセラー 

オーストラリア在住歴8年

​日本とオーストラリアを往復しながら、留学生を帰国まで無料サポート!

​ご相談はLINEでお気軽にどうぞ!

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