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セカンドワーホリ(ファーム)の注意点2

Picking Broccoli 2

セカンドワーホリ(ファーム)の注意点1

​の続きです。

1では、セカンドワーホリの権利を得るための条件、注意点をお伝えしました。

この章では実際のトラブル例をご紹介したいと思います。

 

セカンドワーホリトラブル例

 

セカンドワーホリ取得の過程でのトラブルは色々ありますが、全体的に原因となるのが、

 

「確認不足」

 

です。

例えば...

・セカンドの対象となる「特定のお仕事」をしていなかった

・給料明細をもらえない

・フォーム1263の記載に誤りがある

などがあります。

 

 

働く際はセカンド取得のための「対象のお仕事かどうか」の確認と、フォームや書類のチェックは自分でもする必要がありますね。

↓セカンドワーキングホリデー対象のお仕事はこちら

  • plant and animal cultivation

  • fishing and pearling

  • tree farming and felling

  • mining

  • construction

(2022年現在は労働者不足で観光業などにも職種が拡大されています。)

それから悪質な仲介業者になると、賃金未払いなどの問題もあるようですので、細心の注意を払う必要があります。

賃金未払いも相当な打撃ですが、「フォームにサインしてもらえない」、「仕事内容がセカンドの条件にあてはまらない」となってしまうと、最終的に被害を被るのは留学生の皆さんです。

 

オーストラリアでは、自分の身は自分で守る!自分のセカンドは自分で勝ちとる!というくらいの気持ちで慎重に臨んでほしいと思います。

 

「ちょっとおかしいな?」

と思ったら、その場所を離れる勇気も必要です。

【実際のトラブル例】

友人と見つけたファーム先に到着。しばらくは仕事がなかなか回ってこず、滞在費だけが減っていってしまう。やっと仕事が回ってきたけれど、支払いが遅延しはじめたので、辞めることを決意。最終的には給料の未払いが増え、移動する際の飛行機代や宿代が払えない状態になってしまいしばらく移動できない状態に...

こんなトラブルをどう防ぐ?

・出発前にいつ頃から仕事ができるのかを確認する

・事前にシェアハウスの支払いや仕事の支払いについて確認する

・英語が聞き取れなかった場合は、メールやSNSで再度確認する

事前に確認を怠らないことで、トラブルはずいぶん減ります。

 

それでも...

 

到着してからおかしいな?

 

と思ったら早めに撤退する勇気も必要です。

↓オーストラリアの就労、労働条件に関する問い合わせ、相談はこちら。

フェアワーク:13 13 94

​*オーストラリアの就労について

 

資金は多めに用意しておこう!

 

ファームに行く際は上記のような、

・トラブル

 

・仕事が回ってこない

 

・収穫シーズンが予想より早く終了してしまった

などに当たってもすぐに移動できるよう、資金には余裕を持っていたほうが安心です。

そのためにも、第一章でご説明した、

入国→語学学校(コミュニケーション力UP)→アルバイト(ファーム生活への資金作り)→ファームという流れが良いのではないかと思います。

インターネットなどで、

 

「ファームは稼げる!!」

 

という情報も目にしますし、実際に出稼ぎ感覚でワーホリビザを使っている人もいます。

たしかにオーストラリアは賃金は良いですし、お伝えしたように自ら積極的に動けば貯金ができるくらい稼げるという人もいるかもしれません。

しかし、私が長年留学生を見ている限り、そういう方達がいる一方、

 

「仕事が見つからない」

「予定より早く収穫シーズンが終わってしまった」

と言って困っている人たちもたくさんいます。

それから、いざファーム探しをはじめると、

 

「ファームに電話をしているけれど相手が言っていることが理解できない」

 

「英語での会話に自信がない」

 

となかなか踏み出せない方もいますので、実際に仕事をスタートするまでの余裕資金を十分にお持ちいただくことをおすすめします。

しっかり下準備をしてガッツリ稼ぐ...が理想ですね!

必要なことは?

1.英語でのコミュニケーションが取れるようになっておく

→日本語情報だけに頼らず、英語で電話問い合わせができる

→ヨーロッパや南米のワーカーさんから情報が得られる

→ファームやピッキングでクビにならない

2.資金は十分用意する

→トラブルになった際ににすぐに動ける

→シーズン終了の際に次の都市に動ける

→ファームに到着したばかりで仕事がすぐに回ってこなくても耐えられる

3.セカンドワーホリ制度を正しく理解する

→人や業者任せにしない

→たぶん大丈夫だろう・・・・、あの人も行っているから・・・という根拠のない楽観的観測は危険!

一生懸命頑張っても、最終的にしわ寄せがきてしまうのは留学生なので・・・楽しいセカンドワーホリライフを送るために・・・・確認作業をしっかり行いましょう!

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まとめ
・ネット情報は正しい情報もあるけれど、楽観的過ぎる情報、誤った情報も多いので注意
移民局の情報をしっかり確認しよう!

​この記事を書いたのは

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​オージースタディ代表

Yukie

オーストラリア政府認定カウンセラー 

オーストラリア在住歴8年

​日本とオーストラリアを往復しながら、留学生を帰国まで無料サポート!

​ご相談はLINEでお気軽にどうぞ!

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