大人の留学&ワーホリ・心の変化
社会人が留学したいと思うきっかけは様々ですが、大きく分けるとこのような理由が多いのではないでしょうか。
・外国人が増えて仕事をしていく上で英語の必要性を感じた
・以前から海外生活にあこがれていた
・留学やワーホリが諦めきれない!今の仕事に魅力を感じないし、いいタイミングかも
・ワーキングホリデービザが取得できる30才までに使ってみたい
・仕事を辞めてリフレッシュしたい
英語がスラスラ話せるようになりたい!という人には迷わず「留学」プランをお勧めしますが、海外でのんびり休暇を楽しみたい、または海外生活体験をしてみたいという人には「ワーホリ」プランが向いていると思います。
社会人の留学は日本で頑張ってきたことが生かされることも多い半面、日本社会の常識や習慣にとらわれてしまい、戸惑うこともあります。
このページではオーストラリアで現地留学生サポートを7年経験した私が、留学生の心境の変化やオーストラリアで成功する秘訣をご案内したいと思います!
(*すべての人に当てはまるわけではないこと、ご了承ください)
入国後:変化その1(喜)→(哀):大人でもホームシックにかかる?!
自分でも信じられないほどホームシックにかかってしまうことがある大人の海外生活。
入国直後は新たな発見や出会いに胸が弾む期間を過ごすことになりますが、少し経つと徐々に冷静になっていきます。
大人でも、家族や友人、日ごろ慣れ親しんだ場所から離れて海外暮らしをすると、淋しさを感じることがあります。ホームシックは学生より社会人からの相談のほうが実は多く、社会人として不自由なく生活していた人ほど、いざ海外に出ると言語にも文化にも不慣れなため不自由を感じてしまうようです。
*まったくホームシックにならない人もいます。
変化その2(哀)→(怒):もどかしさを感じる時期
入国して数ヶ月の間は「海外で生活をする」という現実に直面することとなります。語学学校が始まり友達ができて生活には慣れてくるものの、引き続き生活面の不自由さや英語でのコミュニケーションがうまくできないもどかしさや悔しさなどを感じることになります。
・言いたいことが伝えられない
・相手の言っていることが聞き取れない
・思い通りに物事が運ばない
ストレスや怒りを学校、ホスト、他国の留学生や、現地の人に感じてしまったり、日本人同士で固まって傷を癒し合ってしまいがちな時期でもあります。
ここはぐっと我慢して目標に向けてやるべきことをコツコツとやりましょう!
このステージは日本人同士で過ごすことに定着してしまうか、自己マネージメントで切り抜けることができるかで大きく分かれる大切な時期でもあります。
一つだけ言えることは、海外で問題を抱えた時に日本の常識でモノを考えても解決にはつながらないということです!
そんな時はお気軽にご相談ください^^
変化その3(怒)→(諦め):心がゆる~くなる時
英語習得が思ったように簡単にいかないというストレスを感じる人も多い中、「英語習得には時間がかかる」ということが理解できるようになった人は、焦りから解放されます。思うように英語が上達しないと、努力不足ではないのか?と自分を責めてしまう人もいますが、英語がイメージ通り話せるようになるには非常に時間を要します。
子供と違い、大人は生活しているだけでは英語は話せるようになりませんので、日々の積み重ねが大事になります。
また、「英語ができないから学びに来たのだ!」という開き直りの気持ちが持てれば楽になるかもしれません。気負い過ぎて理想やイメージでガチガチだった人は少し肩の力を抜いて心を開くとオーストラリアの生活に馴染めるかも!
学校での勉強(インプット&アウトプット)と並行して、学んだ英語を使う(アウトプット)習慣をつけることで、少しずつ会話力やコミュニケーション力がついていきます。
変化その4(諦め)→(順応):前向きにすすむ
自分が変わらなければ何も変わらないということが実感できる時期。言い換えれば、動けば動くほど自分に自信がついていく時期です。コミュニケーションが取れるようになれば積極的に動けるようになれます。現地生活に順応していくことができ、オーストラリア人の友達も増えていくでしょう。
海外に居ながら日本人と日本語のでの生活になってしまうか、オーストラリア社会に入っていくかはみんな次第!ここから更なる英語力アップも見込めます!
変化その5(順応)→(楽):毎日が楽しい!自分が好きになる
オーストラリア生活に順応したら、あとは前向きなチャレンジを重ねて楽しむだけ!
もう少しオーストラリアに居たいなあ。専門分野を学びたい。など新たな目標ができてくるのではないでしょうか。
留学生の心境の変化をあらわしてみると、
喜→哀→怒→諦め→順応→楽
哀や怒の段階で諦めてしまうと、残念な留学生活になってしまいます。言葉も文化も違う国での生活ははじめは戸惑って当たり前!失敗あってこその成功!そんな風に気持ちを緩めてもらうことも時には必要だと思います。
留学を成功させる秘訣は前向きな姿勢!
物事には様々な側面があります。良い部分もあれば悪い部分もある。悪い部分だけをピックアップしても始まりません。オーストラリアでは常に前向きに!そして気持ちの切り替えや、柔軟性も大事です。誰もが失敗したり問題に直面することもあるでしょう。その中で失敗をどう生かすか、問題をどう前向きに解決していくかがカギとなります。
・日本だったら〇〇なのになあ~
と考えてもはじまりません。ここは日本ではない。オーストラリアなんだ!と考えることで心が柔軟になり、文化・言語の違いを克服できるようになるでしょう。
留学準備は慎重に!現実的なプランニングを。
ネット情報やSNSには「〇〇するだけで英語がペラペラに」とか、「とりあえず海外に行けば何とかなる」というようなポジティブな英語習得法や無謀とも思える海外生活について溢れかえっています。オーストラリアで8年間暮らしていた私からみると、そんなミラクルは起こらないよ~という内容も多いです。
ネット情報から留学生のためになる有益な情報を見つけるのは今や至難の業かもしれません。
国も文化も言葉も考え方も違う国でみんながイメージ通りの留学生活を過ごすには、心構えが最も大事になりますし、注意情報やネガティブ情報もしっかり把握する必要があります。
留学やワーホリを考えた時に、多くの人が思い浮かべるイメージがこちら↓↓↓
・帰国時には英語がスラスラ話せるようになっている
・外国人の友達がたくさんいる
・英語環境で働いている
・現地の人と仲良く暮らしている
上記は当たり前のように思われている海外生活のイメージですが、実現するには努力が必要です。
到着してから「こんなはずじゃあ・・・」とならないように、注意点は頭に入れておきましょう。
オージースタディでは留学生の気持ちを理解したスタッフが出発前から帰国までアドバイスやサポートをしています!
普通の留学会社では決して教えてくれない、本当の海外生活、異文化での心の持ちよう、日本文化や考え方、世界の人たちとの違いなどを分かりやすく出発前にご説明しています。違いを理解して前向きに動いていただくことで、みなさんの留学やワーホリを成功に導きます♪

まとめ
・はじめから何もかもパーフェクトに行く人なんていない!できないことを受け入れることからはじめよう。
・大事なことは問題が起きた時にセルフマネージメントができるかどうか
・郷に入りては郷に従えを肝に銘じて学ぶ姿勢を持とう!
この記事を書いたのは

オージースタディ代表
Yukie (小久保幸江)
オーストラリア政府認定カウンセラー
オーストラリア在住歴8年
日本とオーストラリアを往復しながら、留学生を帰国まで無料サポートしています。
是非お読みください!